君になれ

ふわっとした社会人の日常を綴るブログ

オワリはじまり、小さな覚悟

 

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自分の思うことを書き残す。

今と未来の自分のために。

 

 

そういうコンセプトで始めたこのブログ

書き始めて良かったと思える今。

 

 

大切なことをしっかりと見つめる時間として

やっぱり今日はここに残すことにした。

 

 

ぴんぽんぱんぽん

ぴんぽんぱんぽん

この合図が届き、誕生日をむかえた。

23度目の自分の節目の日。

毎年のことながら、やはり周りの人に感謝する時間だった。

この場を借りてありがとうを改めて。

 

 

自分が今過ごしてる23年の人生はまだまだ先の見えない

何かとはじまりだらけの時間。

もちろんオワリもあるけれど、きっとまだまだ割合は少ない。

 

 

出会いの裏には別れがあるように

物事には反対側に繋がるものがある。

 

そんな風に

「はじまり」の裏側には「オワリ」があって

「オワリ」の裏側には「はじまり」がある

 

 

ほんと上手いこと成り立つようにできてる。

 

 

そんな今、

「オワリ」と「はじまり」それぞれを感じ

小さな覚悟をしてる最中。

 

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いつまで経っても慣れないのは

生と死が関わる別れというもの。

この先もきっと慣れることはないだろう。

 

 

余命。

 

 

あとどれくらい生きられるか。

 

 

 

大好きな祖父の余命を知った。

これもまた受け入れるべき大事な節目の合図だろう。

幸か不幸か、連絡を貰う前に気づいた。

 

 

残りの時間、自分は何ができるだろうか?

数か月前から考えてはいたけれど

思っていたよりもずっと時間はないようだ。

 

「次帰ったらこれしようね」

 

最近は祖父母の家に行くと何か1つ約束を残して来るようにしてた。

そしてその約束を守るって決めてた。

 

その約束は何てことのない日常の一部でも

楽しみに待っていてくれるから。

前より表情の変化も言葉数も少なくなった祖父母に

できることを毎回模索してた。

 

写真を撮る、美味しいものを食べる、

何より顔を見て話すことを1番大切にしてた。

 

 

いざ、あと残りの時間がはっきりした今

自分に出来ることはと考えても考えは固まらない。

ただ、きっとこれまで通りのことを続けるしかないだろうと思う。

 

 

会いに行ける時はほんの少しでも会って顔を見せる。

話をする。傍にいる。

 

 

ちっぽけだなぁと思うけど

後悔のないようにできることをする。

 

 

 

おじいちゃんのおっきな優しい手とか、

姉の呼び方はなっちゃんなのに

なぜか私はナナって呼ばれることとか

おにぎりの握り方はおじいちゃん譲りなこととか

考えるほどいろんなことを思い出していく。

 

 

作業着と青い帽子で力仕事をするのが何より似合うおじいちゃんの存在は

自分には大きすぎて。全然整理できんや。

 

 

 

ただ1つ、漠然と思ったことは今の進路を選んだことに

間違いはなかったということ。

何かあった時、会いに行ける距離 。

ものすごく大切なことな気がした。

 

そう思えてよかった。

 

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2018.6.24 maru